有限会社カンノ・カンパニー
代表取締役 菅野和彦(かんのかずひこ)

1960年福島県福島市生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。
1983年から7年間、三井情報開発株式会社に勤務。商社の人事システムなど大規模システムの開発、運用、保守を担当する。
1990年1月に独立。同年12月に有限会社カンノ・カンパニーを設立。業務システムの受託開発、データベース・マーケティング・システムの企画・開発・販売、インターネット・データベースの開発を通して『人を活かすシステム』を提供している。
また、1987年に受洗。キリスト教の教育・研究機関である福音総合研究所で、1988年より、神学、経済学、政治学、国際関係学、教育学、心理学などのプログラムを受講。聖書の契約的世界観に基づいた情報技術の活用について研究中。会社経営も聖書を土台にしている。
著書に「マックによるデータベース・マーケティング 4thDimension編」1994年1月・光栄刊がある。
現在、妻と6人の子供と共に東京都三鷹市に在住。
カンノ・カンパニーの連絡先
電話:0422-47-7896
電子メール:kanno@kanno.com
東京都三鷹市牟礼4丁目22番16号フォレストグリーンN4(〒181-0002)


カンノ・カンパニーの経営方針
「人を活かすシステムを開発する」
Systems that bring out the best in people

  1. まず、将来のビジョンを明確にする。目的が明らかになれば、現在何をすべきかを知ることができる。現在の状態から、将来を予測し決定するのではない。
  2. 顧客に仕えるのが、お金を儲ける第一の、そして最高の手段である。この方法によらないのならば長期的に発展することはない。
  3. 人がいないのは当然である。仕事ができる人などそういるものではない。普通の人が、普通以上の力を発揮できるような会社でなければ、高収益の会社を作ることはできない。人がいないのは問題なのではなく、前提である。システム化と教育によってそれを解決できる。
  4. 失敗しなければ成功することはない。問題は、どのように失敗を取り扱うかである。失敗によって、より良い道を知ることができる。
  5. 千年つづく会社を作りたい。
    この5つのポイントにしたがって、仕事を推めていきたいと考えている。規模の大小にかかわらず優良企業でありたい。


カンノ・カンパニーの仕事場の様子

高橋明紀代著 明日香出版社 1996年刊 「独立・起業成功のカンどころ」 p.41-42より

SOHOオフィスの例として、カンノ・カンパニーが紹介されている・・・

あるコンピュータ関係のコンサルタントのケースである。彼は、三十歳半ばで、男性の若いスタッフを一人おき、家族は幼いこどもと奥さんがいる。彼のホームオフィスは、東京の中央線沿線で、新宿から特急とバスで三十分くらいかかる郊外にある。
室内は、廊下を挟んでオフィスと住まいが画然と区分されている。オフィスには、マッキントッシュが3台置かれ、私と彼が話をしている傍らで、スタッフは作業をしたり電話にでたりしている。かなりのボリュームの情報や資料は、自分のデータベースに入っているので、室内や彼の机の上は整然と片づけられ、すっきりしている。
彼は、自分の仕事の進め方をプレゼンテーションすることも重要な仕事の一つなので、お客さんにこのホームオフィスに来てもらうことが多い。それ以外の連絡は、電子メールで頻繁にやりとりする。彼が出かけていく場合は、こうしたいくつかのやりとりを終えて、詰めの段階が多いという。
さらに、彼がユニークな点は、敬虔なクリスチャンでもあるという点である。彼は、自分が敬虔なクリスチャンであることを、積極的に自分の著作や情報発信の紙面上などに、はっきりと表明している。
彼は、仕事をやりながら家族との生活やクリスチャンとしての勤めも、きちんと果たすライフスタイルを確立しているのである。彼にとって仕事、家族、信仰の三つをバランス良くやっていく上で、このホームオフィスという形態の選択は、欠かせない条件のようであった。

 


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